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人間の口の中には、300種を超える細菌が住み着いているといわれます。これらの細菌を口腔常在菌といいますが、ちょっとでも歯磨きを怠ると、この細菌が増殖し、歯垢となって虫歯や歯周病を引き起こすのです。 |
虫歯は痛むのでわかりますが、歯周病には自覚症状がないから要注意です。自覚症状が現れたときにはもう手後れという場合が多いのです。歯垢が歯茎を化膿させ、化膿した歯茎は歯から剥がれ落ち、最後には歯を支えている顎の骨を溶かしてしまうのが歯周病です。それだけではとどまらず、歯周病菌が心筋梗塞や狭心症をはじめとする全身疾患を引き起こす可能性もある恐ろしい病気なのです。たとえ虫歯がなくても歯周病にはなりますから、ふだんから予防を心がけなくてはいけません。

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歯周病を防ぐにはやはり、プラークコントロールといって、歯垢が歯につかないように丁寧にブラッシングすることですが、どんなに頑張っても完全に歯垢を取り去ることはできません。
「要するに歯医者に行けってことだろ」とお思いでしょうが、その通りです。歯科医院では正しいブラッシング法を指導もしますし、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(PMTC)といって、専門のトレーニングを受けた歯科衛生士が、歯の表面の歯垢や沈着物を特殊な医療器具で完全に取り去った後、歯垢の再付着を防ぎ、歯の質を強くするためにフッ素を塗布するサポートシステムもあります。このPMTCを受けることによって、歯周病の進行を防ぐことができるのです。 |
しつこいようですが、歯の疾患、特に歯周病は見つかってからでは遅いので、とりあえず歯医者を訪ねて見てもらってください。大丈夫なら、定期的に検査を受けて予防するべきだし、もし歯周病になってしまっていたとしても、歯が抜け落ちてしまうような事態になる前に適切な治療を施すことが必要です。
理想的には、治療ではなく、予防のために歯科医院を利用する。それが最も賢い歯医者との付き合い方でしょうね。
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